何故、野党は負けたのか。’16年参議院選挙

「憲法改悪」はとんでもないことであり、選挙争点を隠す安倍自民党に対し、「争点隠し」と攻めるのは、一見、的を得ている。

 

しかし、自民党の憲法草案を読んだこともなければ、存在する知らない国民が多い。

それどころか、学校で「侵略戦争」も「憲法」もまともに、教えない分けであり、今の憲法の平和主義が何故出来たかも知らない国民がいる。

 

そんなところで「憲法改悪反対」「9条守ろう」と言っても、分からない、国民はぴんと来ない。

 

昨年、あれだけ日本中で反対の声が広がった「戦争法」を争点にすべきだったでしょう。

× 「憲法違反の戦争法を維持し、自衛隊を海外の戦争現場へ派遣

   するのか」「人を殺すのか」

 

〇 それとも「戦争法を廃止し、自衛隊の戦場派遣を止めるか」

 

×か、〇か

 

この選択を迫ったほうが・・・・

 

つまり、具体的な「憲法問題」として「戦争法の廃止か否か」すなわち「争点を見得る化」すれば、選挙結果は、野党の圧勝だっただろうと思う。

 

2016.07.11